2011年09月04日

製薬企業の経営効率化とジェネリック医薬品

医療費に対する医薬品費の占める割合が増加している現在、各国でその費用を抑制しようという動きが活発になっています。この世界的な流れが製薬会社の経営効率の向上につながっています。

その1つの例が、ジェネリック医薬品の台頭です。特にアメリカでは医薬品選択の実質的な権限を民間の保険会社が握っているため、特許が切れた品物のほとんどがジェネリックに移行されています。

製薬会社の課題は、この先発医薬品の特許切れによる売上の減少と、新薬開発費の高騰です。一説には、一つの新薬を開発するのには1,000億円近くの費用と15年もの歳月が必要といわれています。更に副作用などで販売中止や売り上げがが大幅に減少するケースもあります。

もし、画期的な先発医薬品の開発に成功すれば、大きな利益を得ることができます。医薬品の開発はハイリスク、ハイリターンなのです。日本では売上高順に見て、武田薬品、アステラス製薬、第一三共、エーザイ、中外製薬となっています。


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2011年03月22日

薬価基準と価格の算定

医療保険で使用する医薬品のことを薬価といいます。これは製薬企業が勝手に決めるものではなく、国によって決められ「使用薬剤の購入価格(薬価基準)」という価格表に掲載されえt増す。

この薬価基準には、@医療保険で使用できる医薬品の範囲、A使用した薬剤の費用を算定するための価格が規定されています。医師はこの基準の中から医薬品を選んで処方します。保険診療において薬価基準にない医薬品を使用することはできません。

医療機関や保険薬局は、患者に使用した薬剤の費用を算定し、保険者に請求します。薬価基準は、中央薬事審議会の答申を経て、厚生労働大臣が決定します。治験バイト(医学ボランティア)の協力によって治験(臨床試験)で安全性が確認され、製造承認を取得した医薬品が医療保険の適用を受けるためには、薬価基準への収載手続きが必要になります。

薬価基準への新規収載は、先発医薬品(新薬)が年に4〜5回、ジェネリック医薬品の場合は年に2回行われます。一方、使われなくなったり、製造中止になった医薬品は収載から削除されることになります。現在、薬価基準に収載されいる薬は、内服・外用・注射薬を合わせて、約14,000綱目以上もあります。


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2011年03月06日

脳の働きが低下する中枢性疲労

考え続けたり思い悩んだりすることで脳内の細胞を酷使すると、脳の働きは低下します。これは、脳内の活性酸素が脳の神経細胞を傷つけることによって起こるといわれています。

この活性酸素は、運動によって増加したエネルギー産生の際に発生し、他の臓器に比べて脳内での発生が明らかに多くなっています。このような脳内で大量に発生した活性酸素が神経細胞を傷つけ、先進的疲労を引き起こすのです。

また、運動中に発生する血中ホルモン濃度の変化により、脳内にトリプトファンという物質が増加し、これがセロトニンという神経伝達物質を活性化させ、大脳レベルでの疲労を引き起こしていると考えられています。

一方、筋疲労時に蓄積されるアンモニアが脳内の神経伝達物質の濃度に影響を与え、運動を継続する意欲を低下させて中枢性疲労を引き起こすともいわれています。更に激しい運動を繰り返した行うと、脳内にTGF-βが増加し、脳内で疲労感やだるさを引き起こすとされています。


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2011年01月16日

患者の自己決定権が強調された判例

帝王切開の際に、子宮胎盤剥離部周辺から子宮筋腫による出血が持続しているたため、手術を行っていた医師が患者の夫の同意を得て子宮の全摘を行ったところ、患者本人への説明が不十分だったため説明義務違反とされた事例があります。

この事例では、手術医は出血後の処置やその弊害、既に健児がいる事実などを理由に、子宮の摘出が有効な治療法であると判断しました。ただ麻酔中で患者と意志の疎通ができなかったため、妻の様子を見に分娩室を訪れていた夫に子宮の摘出の同意を尾求めたところ、夫が同意したので摘出に至ったわけです。

しかし妻は、自分自身の同意を得ないで治療を変更したとして、病院と医師を説明義務違反で訴えたのです。人手不足で苛酷な労働環境にある産科医や小児科医などの女医の結婚活動は、時間的な余裕が無いため苦労している医師が多いようです。


ニックネーム doctor-h at 19:36| 看護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月25日

肝臓障害の検査(AST・ALT、γ-GTP)

AST・ALTは、ともに肝臓の細胞に含まれている酵素で、アミノ酸を作る働きがあります。これらは特に肝臓や腎臓、心筋、骨格筋などの中に多く含まれ、健康な人でも一定量が血液中に溶け出ていますが、ウイルスなどによって細胞が損傷するとその量が増加するので、肝臓障害心筋梗塞などを診断する指標となります。

数値は肝臓の病気の種類によって違うため、病気を診断するための目安となっています。従来はGOT、GPTという名称で呼ばれていましたが、最近はAST・ALTに名称が変更されつつあります。

そのほか肝臓や胆道の病気、特にアルコール性肝障害の発見に役立つ検査としてはγ(ガンマ)GTPがあります。他の検査数値に異常がなくても、γ-GTPの数値が高い方はお酒の飲みすぎが考えられますので、摂取を控えるようにしましょう。


ニックネーム doctor-h at 15:41| 看護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月21日

処方箋を持って薬局へ行き、薬をもらう院外処方

医師が決めた処方箋を、薬の専門家である薬剤師が第三者の目で確認できるのが、院外処方の最大のメリットでしょう。これにより、万が一医師が間違った処方を行ってしまった場合でも、ミスを防ぎやすくなります。

さらに、医師が患者のためではなく、経営を優先して行った処方なども防ぐことができます。また、患者が複数の病院から薬を受け取っている場合でも、薬剤師がチェックでき、薬が重複したりするのを防ぐことができます。これは、医師が病院で診察後、処方箋を発行し、薬局の薬剤師が調剤を行うという医薬分業の考えにも則しています。

保険調剤薬局では、薬剤師が患者に処方されている薬を全て記録して薬歴(カルテ)を作成し、飲み合わせや副作用を調べ、トラブルが起きないように努力をしています。団体や個人の旅行に同行し、旅行者の健康管理、発病時の対応を行う旅行添乗看護師、いわゆるツアーナース 求人を紹介しています。


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2010年10月18日

医薬品特許(ライセンシング)について

医薬品は原則として、新規化合物に対する1つの特許から成立しています。特許を持っている製薬会社が、ある段階まで研究・開発した新薬候補物質に関する特許権やノウハウを別の企業に売却したり、別の企業がその特許を使用することを許諾することを「ライセンスアウト」といいます。

従来、アメリカに現地法人を持たない日本の大手製薬会社が、アメリカでの開発販売権を現地の製薬企業に供与することが多かったのですが、近年は販売ルートの乏しいベンチャー企業が、アメリカの大手製薬企業に開発販売権を供与するケースが増えてきました。

ライセンスアウトに伴い、特許を有する製薬会社は、契約一時金、開発の進捗に応じた報酬(マイルストン)、販売額に応じた報酬(ランニング・ロイヤリティ)を得ることができます。一方、新薬の候補物質に関する特許権やノウハウを研究機関や他社から対価を払って導入することを「ライセンスイン」といいます。

旧来は製薬企業のグローバル化が進んでいなかったこともあり、アメリカと日本などのように、国籍の異なる企業間でのライセンス活動が主流でした。1990年代ころまでは、日本の技術力が劣っていたこともあり、ライセンスインに伴う欧米企業への支払額が、ライセンスアウトに伴う受取額を超えていましたが、技術力の向上とともに、1990年代以降はライセンスアウトに伴う受取額の方が多くなってきました。


ニックネーム doctor-h at 20:34| 看護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月02日

胃がん検診にX線検査は本当に必要?

ピロリ菌は主に幼少期に感染することが多く、一回感染したら除菌しない限り、半永久的に胃の粘膜に生息し続け、将来の消化性の潰瘍や胃がんの原因になります。

ピロリ菌がいなければ胃がんになるリスクは低くなります。世界の胃がんの発生率の6割以上が日本を含む東アジア諸国に集中していますが、これにはピロリ菌の感染と密接な関係にあるというのが有力な説です。60〜70歳代より高齢の日本人の8割が胃に菌を持っているとされています。これは水道ではなく井戸から水を汲み上げていたこととも関係があります。

菌は生涯胃の中に住み続けますが、若いうちなら医療機関で除菌することができます。経済瀬長に食生活や衛生面、環境面での改善により、自然に感染率は低下し、現在では40歳より若い日本人の感染率は2割にまで低下しました。

自治体の補助が出る胃がん対策の検診は、40歳以上を対象とした年1回のエックス線検査、いわゆるバリウム検査です。胃にX線を当てて7〜8枚の画像を撮影しまうが、ピロリ菌の感染のない40歳以下の10人のうち8人にとっては、被爆するだけの検査ではないかという指摘があります。

国立がんセンター消化器内視鏡部の後藤田医長は「従来の胃がん検診を見直すときがきている」と話します。ピロリ菌の有無を調べる採血検査からリスクを分類し、集中的に内視鏡検診を提供するというのが一つの方法です。時間もかからず被爆もせず、費用も圧倒的に安く済みます。菌がいなければ精密検査の必要もありませんし、胃がんになるリスクが非常に低いと担保もされます。

内視鏡検査は、胃に消化器内視鏡を入れて胃の表面の様子を観察するものです。カメラで観察するため、小さい異常だけではなく、出血の様子などを詳細に確認できます。現在は人間ドックなど任意の検診でしか受診できませんが、より多くのがんが発見できる可能性が高くなります。

病院や診療所に勤務している病院薬剤師は、処方せんの記載内容を確認し、飲み合わせの悪い薬や、同様の薬が他科から重複して処方されていないかなどを調べ、調剤を行います。そのほか、病棟で医師や看護師などの医療スタッフと連携をとりながら、患者さんが服用する薬の相談したり、患者さんと直接コミュニケーションを取って、副作用が出ていないかなどをチェックもします。


ニックネーム doctor-h at 12:42| 看護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

 

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posted by 269g